2011年12月28日水曜日

♬ボディパーカッションのワークショップ@秦野の小学校♬

12/21(水)秦野の小学校でボディパーカッションのワークショップをしました。
子ども達は本当に美しいアンケートを書いてくれました。


僕は、「物がないこと」が「不幸」ではないこと、
何もなくても楽しいことを産み出せることをみんなと分かち合いたくて
このワークショップをしています。


子ども達の声は本当に僕を幸せにしてくれました。
協力して、自分のクラスを解放して下さった
川原先生(CRIメンバー)と鈴木先生に感謝です。

学校、病院、被災地、
その他どこでも「ぜひウチで。」
という方がいましたら声かけて下さい!
正味な話、新宿からの交通費ぐらいでやってますよ(^^)

2011年11月28日月曜日

ボディパーカッションのワークショップ

ボディパーカッションのワークショップを
そろそろがんばって進めようと思うんです。
被災地に行って、教えたり。
各学校で教えたり。
(11月茨城ブラジル人学校)

実はすでに何カ所かで実践させてもらっています。
まだ研究中なんだけど、中高生は確実に食いつくね。

あとはブラジルでの生活について
お話しできると、内容がいっそう豊かになるでしょう。


小学生が携帯電話を持ち歩く日本で、
体だけで音を作り出すボディパーカッションは
きっと意味があるとおもいます。


講演のタイトル
「ブラジルのスラムに学ぶ”0”から生む楽しみ 
ボディパーカッション教室」

ちょっと固いか^^;

2011年9月7日水曜日

♬ 納豆巻き@アクアレラ ♬


世界中に納豆ファンがいるそうです。
ブラジルでも、「週に一度納豆を食べると体にいい」と
言われるそうです。



でも、外国人で嫌いな人が多いのも事実。
親が嫌いだと、食べる機会を失ってしまいます。


学校給食でもよく食べましたよね。
ブラジル人の子どもが日本の食事を体験する機会を作るために
今回は納豆巻きを作りました。




まずは納豆について簡単な説明。

「昔ながらの納豆は稲わらに住む納豆菌で作られています。
蒸し器で蒸した稲わらにゆでた大豆を入れて、
40度くらいの所に2日程おいておくと、
あのネバネバした納豆が出来るそうです。」


「このネバネバには生き物がいて、
みんなを元気にしてくれるんだよ。」


「すごい糸だ! なにこれ!」



酢飯づくり

酢飯ももちろん手作り。
米酢、さとう、塩で作ります。
お酢のにおいにみんなびっくりしてました。


力の限りあおげ〜!


すまきで巻けるかな?

僕も子どもの頃、手巻き寿司の時に活躍する
「すまき」が訳も分からず好きで遊んでいました。
案の定、ブラジルの子どももこの道具に興味を示していました。

僕:「どう、うまくできる?」
子ども:「que dificil ! Não consigo. (むずかしい、うまくいかないよ。)」




少し心配でしたが、
びっくりするくらい抵抗なく食べてくれました。
雨のせいで30分以上僕が遅刻したのがよかったのか、
腹ぺこだったんですね。
ごめんごめん。(^^;)
でも、うまかったでしょ?




野菜が大っ嫌いなあの子も
喜んで食べてました。

この瞬間、大人達はみんな心の中でガッツポーズ(笑)




納豆には大葉とネギを混ぜました。
醤油で作るとにおいが出やすいため、
白だしや天つゆだと比較的食べやすくなります。

小さい子どもが多い場合、
どうしても巻物は上手に食べれません。
今回もやはり床にこぼして、
ふんずけて歩いてしまうために、
部屋中、米粒と納豆だらけになってしまいました。(^^;)
次回はビニールシートを敷いてやらないとですね。


楽しそうで良かった。


(写真提供:厚木ブラジル人学校アクアレラ)

♬ 野菜たっぷりピザの会@ブラジル人学校アクアレラ ♬


アクアレラでピザを作りました。


楽しく食べることで、

①子どもの好き嫌いをなくすため、


②ゴーヤやキノコなど、
ブラジル人の家庭ではあまり馴染みのない野菜を食べてもらうため、



③来年小学校に入っていく子どもが
小学校に入って給食をおいしく食べられるように



ボランティアとアクアレラの先生とアイデアを出し合っています。





プロダクト製品を使わずに、
小麦粉から生地をこねます。


トマトソースも手作りです。


(イースト菌が発酵しているピザ生地)



「このブクブクはピザの虫が息してるんだよ。」


先生「みんな手で触ってみて下さい」
子ども「すごーいふわふわしてる!」


小さい子どもにはトウモロコシをむしったり


キノコを割いてもらいます。


みんな家ではよくお手伝いをするみたいです。
よく働いてくれました。


素焼きした生地に野菜を載せます。


ピーマン、ゴーヤ、椎茸、えのき、アスパラ、とうもろこし、
卵、タマネギ、ハム、チーズ。
これでもかというほどの野菜をのせてみました。

ボランティア「みんな野菜は全種類のせてね!」


子ども「せんせい出来た!」

先生「だめよ、ちゃんとピーマンとキノコものせなさい」


(先生からOKが出たピザたち^o^)



いただきます!


僕のはこれ!


あちん、うまい! このピザうまい!


É gostoso demais! (マジでうますぎる!)




マサトシがピーマンを食べた!

「うえ〜っ」
この男の子は野菜が大っ嫌い。
ピーマンを口に入れたまま
今にも吐き出しそうです。

でも、10人近い囲まれてボランティアに応援されて、
がんばって食べていました。
中には「かわいそうで見ていられない。」
というボランティアもいました。
彼がピーマンを飲み込んだとき、
会場中から拍手があがりました。
本人も誇らし気にしていました。(笑)
いやな思い出にならなくて本当に良かった。
次回は納豆巻きの会。
要工夫です。



(写真提供:まりお)





2011年8月14日日曜日

♩茨城ブラジル人学校で交流キャンプ ③ Camping at the Brazilian school/ Acampamento no Escola Opção ♩ 


茨城キャンプ最終日の3日目は流しそうめんと
手ごねうどんづくりで始まりました。


前日から担当の学生達が
竹を割ったり、節を削ったり、
本当に大変な準備をしてくれました。


塩と水と小麦粉だけでうどんは作れます。


丁寧に力を込めて捏ねて



踏みます。


30分程寝かせて



平たく、薄くして切ります。


それを麺の中の塩分が抜ける頃合いを目安にゆでて、


薬味を用意します。

お勧めは・・・


ミョウガ、ショウガ、ネギ、レモン


それを水で流せば




流しうどん/そうめん!


僕はこのアクティビティが本当に好きです。
参加したみんなが幸せになる味なんです。
みんなも是非やってみて下さい!





お化粧教室

2日目の会議で、
「子どものお化粧が濃くないですか」という話が出ました。
先生方もそうなのよと同感でした。
という事で、

急遽、大学生のお姉様方による
お化粧教室が行われました!



先生方もブラジル的なお化粧を教えてくれました!



二国間に違いはあるものの、
どちらもきれいでした。
ブラジルは色使いが鮮やかで、
日本式は「素材の良さをどう引き出すか」
っていう感じですかね。


妖艶な雰囲気をかもすコバを隠し撮り!






さようなら オプソンのみなさん また会う日まで


時が経つのは早いもので、
すでに最終日の最後の時。
お別れはお互い分かり合えた頃にやってきます。

お別れの時、オプソンの先生方は涙を流して今回のキャンプを喜んでくれました。
「私たちが見た事ないような子どもの素晴らしい表情を見る事が出来ました。」と。


今回のキャンプのために、
学生達はみんなを喜ばせようと一生懸命、
大人に叱咤されながら、
書いた事もない企画書を書いたり、
準備に奔走しました。
がんばった分、結果がついてきたはず。
もちろん課題を残してしまった人もいるはず。
次は今回の一段上を目指そう!
僕でよければ相談乗ります!




どのくらい素晴らしい活動だったか。
それを限られた字数で表現するのがどうしても難しくて、
ブログのアップにこんなに時間がかかってしまいました。
茨城ブラジル人学校オプソンの代表のマユミさんは
こんなことを電話で僕に聞かせてくれました。

「アチン、Tudo bem?
昨日は本当にありがとう。
いろいろ大変だったけど、
ほんとに素晴らしいキャンプになりましたね。
今日の授業中もキャンプの話でもちきりでね、
子どもがどうしてもお話ししちゃうものだから、
ほとんどのクラスが授業なんて出来なかったのよ。
私の書斎にもね、
かわるがわる子どもがキャンプの話をしにくるから、
メール一通すら書けなかったのよ。あはは。
それでね、何よりも私がおどろいたのが、
『もっとみなさんとお話がしたいから、
日本語の勉強頑張る』って
子どもが張り切りだしたのよ。
どれだけ凄いことかわかる?
あなた達たったの3日で
あの子達の価値観を変えたのよ。」






(写真提供:ミッキー、かずき)